ポジティブ・シンキングは本当にいいのか?-そしてウツは消えた[織田淳太郎(著)]

ポジティブ・シンキングは本当にいいのか?-そしてウツは消えた[織田淳太郎(著)]

織田さんの新刊「そしてウツは消えた」と「メンタル・コーチング」が届いた。さっそく、アップ。久々にいじりながら、フルリニューアルしたい気分になった。
それはおいとくとして「そしてウツ…」でも「メンタル…」でも触れているのが、90年代によく言われた「ポジティブ・シンキング」への懐疑である。何でもかんでもポジティブシンキング、それ以外はダメという風潮があった。しかし、それが精神的に良くなかったのでは、と言っている。
この意見を読みながら思ったのが、最近の「目標主義」である。夢をかなえるために手帳に目標を書きましょう、目標を立てそれに向かって頑張りましょう、という風潮だ。

「ポジティブ・シンキング」「目標主義」じたいは否定しない。何事もいい方に考えるのはいいことだ。また、目標があるなら、それに向かって、どのようにアプローチすればいいのか、どのような方法があるのか、考えてたどっていけばいい。
だが、全員が全員、ポジティブシンキングでいい方向に思考が向かうとは限らないし、目標があるとは限らない。今後、どうしていけばいいのか。どのやり方が自分にベストか。また、人生の選択肢で、どちらへ進めばいいのか、分からない人もいるはずだ(「行けば分かるさ」といった人もいるが)。
また、目標に到達できなかった時にその事で自分を責めない気持ちも重要だろう。
「そしてウツ…」の中で米倉先生の言葉として『「諦めること」の必要性』が語られている。今の日本人に必要なのは、この柔軟性なのではないだろうか。

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