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2009年10月

2009年10月02日

HTML5に関する覚書

さて、まずは反省しなきゃいけないかな。先週、HTML5のことを気軽に書いたが、これは、とんでもない間違いだった。いや、5月にgoogleI/Oで取り上げられたのは知っていた。ただ、これは言い訳ではないが、あの頃はCMSを利用し、自社サイトの「運用」担当というポジションに必死だった。アクセス解析、SEO、コンテンツ運用…。そうなると「タグ」に疎くなる。

プライベートでも、MTを使っているので凝る理由がない。

だが、「HTML5.jp」のサイトや、「HTML 5 の新要素」を読むにつけ、この新しいHTMLが、Webサイト作成において、新しい流れを作るのは間違いないだろうな、ということは感じる。

また、HTML5が携帯やゲーム機などノンPCでのブラウザに有効なことも大きいだろう。何より、google
が味方というのが心強い。

2010年9月勧告なら、2011年からHTML5で作成されたサイトが増えるのは間違いない(すでにいくつか作成されたページも公開されている)。これが、Web業界、いやネットワーク全体にどのような影響を及ぼすのか。

ちょっと、目が離せないなあ。

2009年10月03日

Twitterのつぶやきをテーマ別に読む「Tinker」

091003.jpg
ネットサービスの中では、一大勢力となりつつある、twitter。先日も、突然、友人からフォローされ、浸透してるんだねえ、と驚いたところ。まあ、早くもtwitter疲れしてる人もいるとかいないとか。
まあ、それだけ普及しているわけだ。

で、その勢いに乗じるサービスが出てきてもおかしくはないよな、と思っていたら、アメリカより「Tinker」の日本語サービスが開始された。それが「Tinker」だ。
これは、テーマ毎に、Twitter上の発言を収集したもの。例えば、ランチに関するTwitter上のつぶやきだけを収集した「ラッキーランチ♪」や、iPhone関連のキーワードで整理した「iPhoneが欲しい!」がある。

SNSと違い、コミュニティがあって人が集まるのではなく、呟きを収集しコミュニティにしよう、という発想だ。
「Twitterは人をフォローするが、ティンカーではトピック(イベント)をフォローする」とGlam Mediaも発表している。

この新サービスがメディアとして定着するか。

あ、今日、お月見だ。

2009年10月11日

金をかけずに集客するならCGM?

Web2.0の特徴のひとつであるCGM。Consumer Generated Mediaの略である通り、ユーザ自身の発信情報でサイトを盛り上げていく手法だ。簡単に思いつくところでも、mixiなどのSNS、価格.com、@コスメなどの口コミ系、はてな、教えてgoo!などの助け合いコミュニティ…などきりがない。
考えてみれば、Blogも、twitterもユーザの発言が情報源と考えればCGMの一種といえるだろう。

皆さんの中には、多くのこういったCGMサイトに登録し、発言している人もいるはず。ただ、投稿先が多いとあちこちに投稿するのは面倒くさく、twitterがメインになり、BlogやSNSに投稿することがほとんどなくなった、という人もいるのでは。
だが、「ついぴーね」は、twitterをはじめとした公開SNSはもちろん、個人ブログやOpenPNEで作られた非公開のサイトにも、つぶやく先を選んで一括投稿することが可能だという。
これなら、楽だし、広く自分のつぶやきをネット上に投稿できる。

tinkerにしても、tumblrにしても、最近のWebサービスはtwitter絡みのCGM系が多い。トラフィックが多いところはフォローされやすいね。

それと、R25のモバイル版が閉鎖されたことについて、「いいサービスだったのに惜しい。コンテンツに金をかけすぎた。CGMでトラフィックを増やせば、良かったのに」というようなことを誰かが言っていた。確かに。と思う反面、CGMで盛り上げるための仕掛けも簡単ではないし、コンテンツが充実していたから「いいサービス」と評価されたんじゃないでしょうか。

2009年10月17日

インターネットクリエイティブアワード 2009

091017.jpg今年もそんな時期か。
インターネットクリエイティブアワード 2009のノミネート38作品が発表された。今回は、「企業の部」をみた感想を紹介したいと思う。作品自体は、ギャラリーでみることができます。

「playMUJI」 は見ていて和むし、日々変化があるのでついついアクセスしてしまう。

「mixi年賀状」は、結構インパクトのあったサービスではないだろうか。今回のノミネート作品の多くがフラッシュを利用したユーザ参加型サービスに対して、SNSの特徴を生かしたサービスだ。

「Cam with me」はコンセプトはいいし、よくできているとは思うが、データ容量が多すぎる。ハンディカムの楽しみ方をもっと簡単に紹介できないと「ハンディカムイコール面倒」というイメージが付く。

「UNIQLO TRY #2 HEATTECH」 は、ヒートテックの感想を動画で投稿してもらおうというアイデア自体は普通。だが、これを全世界で「ビフォー」「アフター」でひとつの作品にしてもらおうというスケールの大きさに感服。「おおきいことはいいことだ」という言葉を思い出してしまう。

「INTERNAVI REALIZATION」 はホンダならではのサービスといえよう。インターナビというGPS情報共有サービスを紹介するには、ドライブを可視化することが大事だと光の線、ドライブ風景、またイベントを映像コンテンツとして紹介。このキャンペーンをブログパーツにしたことで、認知度が高まったという。

WOWOWは、RADIOHEADのコンサート映像を自分の好きな視点で編集できる、というありそうでなかったサービス。自分がプロデューサーになった気分で映像を作成できるので意外と面白い。ファンにはたまらないだろうが、重いのがネックか。

「深海ワンダー」は深海の探検をゲーム感覚で体験できる。というより、博物館などにおいてある教育シュミレーションゲーム、そのものだ。この完成度、高いなあ、と思ってみていたら作成がバスキュールと知って納得。

「TOKYO FASHION MAP」は、ユニクロのパーカの利用シーンを上手に紹介しており、へーっと思わせる。タレントが着るお洒落服でなく、普段着としての演出がにくいね、このやろう、という感じ。

バナー部門は制限のある中で何をどう伝えるか、はアイデア勝負であり、TVCMに近いかもしれない。
トステムの魔法の窓、JALのハワイの並みの音が出るバナー、WOWOWのサービスエースさせるバナーもユーザがクリックするという行為をさせることでユーザの関心を引くタイプとデコクレなどのようにデザイン(含む動き)の魅力でクリックさせるものがある。
でも、ルノートゥインゴはTVCMそのままのバナーになっている。

ざっとみて思ったのが、ユーザに体験してもらう、という手法がメインなのとサービスに関連したブログパーツを配布するのは普通になっているということ。やはり、「体験」「共有」がインターネットならではの特徴になっているのだと思う。
今後もこの流れは続くだろう。

次回は、一般の部を紹介したいと思う。

2009年10月20日

インターネットアワード2009一般の部

一般の部は、フラッシュを利用したエンターテイメント作品が多い。そんな中、「Blogopolis」 は技術&アイデアが光った作品であると思う。
「BUILDINGS 」は今年のメディア芸術祭で見た。クオリティは高く、NHK「みんなの歌」に採用されてもおかしくない作品だ。
「ENDRESS NIGHTMARE」はよくできたアニメーション。モノトーン好きな人にはたまらない世界かもしれない。
「midiar30cm」は、Wiiリモコンを利用した3次元シミュレーター。「ii project (アイ・アイ・プロジェクト) 」はiPhoneを利用したコミュニケーション用ソフト。こういったPC以外のデバイスを利用した作品が企業でなく一般の部から出てくるところに作者のエンジニア魂(?)を感じてしまう。
「HACK the BRAIN」はストーリー、演出ともにレベルが高く、デジタルコミックの未来を感じさせる。

YICAのバナー部門は企業より、ビジュアル的にレベルの高いものが多いかな。「Yahoo!スタンプラリー」って、アクセスのたびにスタンプが増えて各サービスに飛んでいくって。発想とその技術力に驚く。愛の力は、イラストに乾杯、という感じ。
総じて、デザイン、アイデアともにレベルが高かったように思う。

このクリエイティブアワードも11月下旬には入賞作品が発表となる。どの作品もレベルが高いので、もう優劣つける必要はないんじゃないかな、と思う今日この頃です。

2009年10月30日

情報も格差時代へ?

ネット業界で、フリーサービスを提供し続けるgoogleだが、そのサービス過剰が自分たちの首をしめているようだ。実際、CEOをはじめ幹部たちは、新聞社(サイト)の閉鎖、苦境には頭を痛めているという。なぜなら、コンテンツに広告を掲載して収入を得ているgoogleにとって、有料コンテンツを生み出すマスコミのパワーは必要不可欠だからだ。

実際、新聞社は苦しいようだ。以前、あるスポーツ紙のデスクの話を聞きに行った時、「新聞も雑誌(系列会社に出版社がある)も売れない、広告も入らない、HPの広告や携帯課金の収入も、売上げ減の補填にはまったく足りない」と嘆いており、二言目には、googleを筆頭にネット上の無料サービスの批判を口にする。

いや、やめよう。

そろそろ前向きな話が聞きたい、と思ったらニューヨークの日刊紙Newsdayのサイトが有料化を導入したという。また、日経の朝刊に「web版有料化」という記事を見かけたことはあるが、ネット上で検索しても、それらに関する記事は見当たらない。まだ、警戒しているのだろうか。

メーカーであるマスコミがきちんとした収入源を確保しないといけない。そのためには、旧態以前としたやり方は通用せず、そのまま続けていけば会社は潰れるだけだ。

ただ、どのニュースを有料、無料の線引きは重要だろう。株価情報は有料、事件事故は無料、というような…。ここで難しいのは、例えば、スポーツニュースなど、マスコミは有料にしても、ニュースソースとなるスポーツ団体自身が無料でニュースを配信すればユーザはそちらに流れる。
情報ポータルとなるマスコミサイトでは著名コラムニストの採用など記事にプレミアムを持たせるしかない。これからは、情報にも格差社会となるのだろうか。

は、疲れているのか、まともなことを書いてしまった。

管理人:中西 広充

Webディレクター。創部線の会所属。

出版社で野球雑誌の編集を約10年経験。退職後、さまざまな業界でWeb製作、運用に関わる。
週末は畑いじり、朝市参加かWeb系のイベント参加と活動中。夢は自分の農園を持つこと。その夢をかなえるために、サイトのタイトルを「中西ファーム」と命名。

趣味は猫に遊んでもらうこと、ハーブ、野菜つくり、飲食店のショップカード収集。ショップカードは数えたら300枚を突破。相互リンク、その他何かありましたら、another_28@yahoo.co.jpまでよろしくお願いします。

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