コンテンツ作成、基本の基-10年使えるSEOの基本[土居健太郎(著)]

コンテンツ作成、基本の基-10年使えるSEOの基本[土居健太郎(著)]

著者は、SEO対策専門家として活躍するコンサルタント。この本は、新人Webディレクターが先輩Webディレクター(SEOのプロ)と対話を通じて、勉強していく形となっているため、読みやすく分かりやすい。また、SEOをベースにコンテンツマーケティングの入門的な内容にもなっている。


検索される、ということ

Webサイト運用では、検索エンジン対策も重要な位置づけになっている。 「SEO対策」と呼ばれ、今では対策自体が仕事になっているほどだ。それは検索結果で上位表示されるためのスキルであり、大手では専門の部署も設置されている。それだけ、検索結果で常に上位をキープすることは難しい。ただ、基本的な考えはシンプルであり、それを守ることが重要、と著者は語り、基本の4つ、と下記を紹介している。

・どういう言葉で検索されているかを知る
・検索エンジンが正しく理解できるようにサイトを作る
・みんなが検索を通じて知りたいことをコンテンツ化してサイトに掲載しておく
・継続的にサイトでリンクを集めていく

(検索する人の気持ちと行動を考えてみよう)

現在のSEO対策は「Googleアルゴリズム対策」であり、アルゴリズムは定期的に変わる。ただ、検索結果表示のための「基本思想」は変わらない。だから、常に上記4つを念頭において、運用しようと著者は言う。

何のためのSEO対策か

ECサイトにとっては、検索結果ページでの表示順位が業績に影響する。そのため、Webサイトの内容を軽視して、表示順位の上昇ばかり気にするサイトもある。しかし、それは間違いだ。

SEOを「検索エンジンで上位表示する」ための技術ではなくて「みんなの検索を通じて知りたい情報を見つける見つけが出るようにする」ための技術と考える 。

( コンテンツをつくろう )

訪問したユーザに何を提供するのか、を考えてコンテンツをつくるべき。コンテンツ企画の時点では、検索結果のことは忘れるくらいでいいと思う。もちろん、企画が決まって、内容を具体化するときは意識する必要はある。

コンテンツファーストが重要

ゲーム用のマウスを買おう、と思った人が、「ゲーム用マウス」で検索したのに、表示されたマウス紹介のページがPC用の方が中心だったら困るだろう。

「ゲーム用マウス」の検索結果ページは「ゲーム用マウス」のページが正しい。
ページ内容が、製品の詳細な案内であれば、ユーザの満足度があがる。

SEOの最大の武器はここにしかない、良質なコンテンツです。…ですので、検索エンジンは検索する人にとって役に立つ情報を検索結果で、優遇しようと頑張っているのです。

(コンテンツをつくろう)

コンテンツは、ユーザの期待に応えられるような充実した内容にすること。そうすれば、ユーザの満足度があがり、検索エンジンからの評価も高くなる。結果、上位表示になる。

「SEO対策」というテクニックに走るのではなく、「ユーザファーストでコンテンツをつくる」こと。そのために、どういう考え方をするのか。その考え方がよく分かる1冊です。

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